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STEP400とSTEP800を比較する

共通する部分

STEP400とSTEP800は似た基板で、以下の部分は共通しています。

  • Arduino Zero (ATSAMD21G18A) をベースにしている
  • Ethernet コントローラとしてW5500を使っている
  • STMicroelectronics社の、モーションコントローラ内蔵のドライバ
  • 入出力端子の種類や形状
  • DIPスイッチやmicroSDカードスロットなど

モータドライバのチップは異なりますが同じメーカの同じシリーズに属していて、全体の構成や命令体系などはかなり似ています。

異なる部分

STEP400STEP800
軸数4軸8軸
ドライバPowerSTEP01L6470
入力電圧12-72V *DC-DCコンバータの限界(75V)9-32V *DC-DCコンバータの限界(36V)
最大相電流(理論値)5A3A
センサ入力HOME, LIMITHOME
電圧制御ありあり
電流制御ありなし
STEP400とSTEP800の主な違い

STEP400は制御できるモータ数(軸数)が少ないがより大型のものまで駆動できて、STEP800は軸数が多いが大きいモータは駆動できない、という大きな違いがあります。また電流制御はSTEP400しかできません。電流制御は簡単に言うと、駆動時の騒音は大きくなるものの、高速域まで回転できる制御方式です。電圧制御は低速域できれいに静かに回すのに向いています。

どちらを選ぶべきか

STEP400のモータドライバであるPowerSTEP01は、STEP800で使われているL6470の機能をほぼ含んでいて、機能の面から言えば上位互換であるといえます。ただし細かく見ていくと、例えばストール検出の閾値の解像度が低いなど劣っている部分もありますが、L6470で回せるモータでPowerSTEP01で回せない、ということはありません。

一般的に言えば、幅広い状況でより汎用的に使えるのがSTEP400で、大小さまざまなモータを駆動できます。STEP800は、大量のモータを動かす必要がある特定のプロジェクトが目の前ある場合に非常に役立ちます。

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