D/R/M

BnA Alter Museum

京都・河原町のホテル BnA Alter Museum の客室に組み込まれているEY∃ (BOREDOMS)による常設展示。

事前情報が作品の体験を損なう可能性があるので、具体的な姿を紹介することはできませんが、EYEさんディレクションのもと、各種センシング装置や特殊な照明群、音響などさまざなパートに参加し作品を作り上げました。

オーディオ装置としての赤外線センサ

作品の一部では、体の動きと音を直結させるために、赤外線センサの値をオーディオ信号として取り出して、それを新美太基による音響合成プログラムと統合しています。赤外線投光器から発せられた不可視光が人体に反射し、その結果センサに入ってきた光の変化量を音響信号としてオーディオインタフェイスに接続。わずかな人の動きを音の信号ととらえ、その変化がそのまま音に変換されています。
またマイクロフォンを使って再帰的に音響を生成しているパートもあり、声によって音楽へ干渉することが可能です。

映像ではとらえられない体験

drm sensors

作品には、紫外線領域や赤外線領域の光を使った効果や、超低周波による可聴域外の振動、フレキシブルに周期が変化するストロボ効果など、映像ではまったくとらえることのできない体験を作り出しています。

※作品を体験するにはホテルへの宿泊が必要です。詳しくはBnA Alter Museumへお問い合わせください。


Credits

Artist: EY∃ (BOREDOMS)
Art Director: Naoki Takubo
Interior Designer: Keigo Fukugaki
Collaborator: Kanta Horio, Niimi Taiki

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