現在の状況
STEP400製品版が、中国の基板製造&実装工場から無事納品されました。受入検査では不良品も検出されませんでした。いずれの基板も、問題なくOSC経由でモータ制御ができること、周辺機能や入出力コネクタが問題なく機能することを確認済みです。またオプションの電磁ブレーキ基板、センサケーブルも生産が完了し、弊社へ納品され、パッキングも完了しました。
予定では2月末にCrowdSupplyに向けて発送予定でしたが、現在発送の事務手続きに時間がかかっており、ディストリビュータ側の情報を待っている状態がしばらく続いています。スケジュールが遅延していることをお詫びいたします。
発送が完了次第、CrowdSupplyからのupdateでお知らせいたします。
新しいリポジトリについて
これまで開発はプロトタイプ用のGithubリポジトリで行っていましたが、製品版の完成に合わせて新しいリポジトリに移行しました。
https://github.com/ponoor/STEP400
最終的なハードウェアの設計ファイルや、ファームウェアをこちから確認することができます。ファームウェアの開発はPlatformIO上で進めています。ファームウェアの主な変更、追加点には以下のようなものがあります。
- 電磁ブレーキと連動する機能
- エラーメッセージの強化。
- 原点復帰のシーケンスが1コマンドでできるようになったほか、起動時の自動原点復帰などさまざまな設定ができるようになっています。
- USB経由での診断機能。シリアルモニタから、STEP400のステートや設定を読み出すことができるようになりました。