センサとスイッチの接続
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センサ/スイッチの接続
STEP400/800の各軸にはHOME端子があり、センサやスイッチを接続できます。STEP400ではそれに加えてLIMIT端子もあります。各端子の役割は以下のようになっています。
HOME
原点検出用入力端子です。ステッピングモータは自分の位置を検出することができないため、別途センサを使って起動時に原点復帰の動作が必要です。 モータドライバICに直接接続されていて、ドライバでの座標管理に使用することができます。入力端子はドライバIC内部で3.3Vでプルアップされています。
LIMIT
(STEP400のみ)
原点とは別に、動作範囲のリミットセンサなどに使用可能な端子です。設定でモータを停止する機能を持たせることもできますが、全く独立して使用することもできます。 入力端子は3.3Vにプルアップされています。
接続端子
JST(日本圧着端子製造株式会社)のXAシリーズコネクタです。適合するコネクタは下記を参照してください。
品名 | 型番 | 備考 |
---|---|---|
(参考)基板ポスト | B03B-XASK-1 (LF)(SN) | 基板上へ実装されている部品 |
ハウジング | XAP-03V-1 | 差し込むコネクタ部本体 |
コンタクト | BXA-001T-P0.6 | ハウジングへ挿入する接続部 |
ピン配置
ピン配置はHOMEとLIMIT共通です。
ピン番号 | 機能 |
---|---|
1 | GND |
2 | SW/センサ入力 |
3 | 5V出力 |
ドライバ側は、入力端子がHigh(3.3v)からLow(0V)に遷移したタイミングで反応しますので、通常時に接点が開いている(ノーマルオープン)状態になるように機構とセンサ(またはスイッチ)を組み合わせる必要があります。
詳しくは 原点復帰と座標管理 のページを参照してください。